質問

保険を使っても等級が下がらない事故にはどのようなものがありますか?

昨年車が落書きされたので、その修理費を保険で補填しました。しかしその後の更新で等級が下がらず、そのままの等級(15等級)でした。他に等級が下がらない事故にはどのようなものがあるのでしょうか?

回答

結論

ひとつの目安として、故意でない事故は等級が下がらないと考えて良いでしょう。このように等級が変わらない事故を「等級据え置き事故」といい、通常事故を起こした場合翌年の更新時に3等級ダウンしますが、据え置き事故の場合は更新時にも等級はそのままです。

ただし、事故が無かったら1等級アップしているはずなので、全くダメージが無いということではありません。また、故意でない全ての事故が等級据え置き事故になるということでもありません。

等級が変わらない(=翌年の保険料が安くならない)ことでお悩みの方は、保険料の見直しを行ってはいかがでしょうか?条件・補償内容を落とさずに今より安い保険料になる場合もございます。

等級据え置きとは?

等級据え置きとは、次の更新で等級が上がりも下がりもしないことで、保険料も継続となります。一般的に、保険から補償に充てると等級が下がると考えられがちですが、自分自身に非がない事故の場合はこの等級据え置きが適用される事が多いですね。
等級が下がる事故は「対人賠償」「対物補償」「車両保険」などを補償として利用した場合の事故です。通常、非常に高い保険金が支払われることになります。

等級据え置き制度は非常に良心的なイメージですが、据え置きという事は「来年上がるはずの等級が上がらない」とうことであり、等級据え置き事故の事を「1等級ダウン事故」とも呼ばれています。

しかし事故によっては通常通り翌年の等級が1つ上がる「ノーカウント事故」という事故もあります。

等級据え置き事故の例

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等級据え置き事故の例は以下の通りです。

  • 火災または爆発
  • 盗難
  • 台風、竜巻、洪水または高潮
  • 落書きまたは窓ガラス破損
  • いたずら
  • 飛来中または落下中の他物との衝突
  • 騒じょうまたは労働装備に伴う暴力行為または破壊行為
  • 上記の他の偶然な事故
  • です。いずれも自分の不注意ではなく非もない事故ですね。
    自分に火がなくても1等級ダウンですから、納得行かない気もしますが・・・
    それでもとりあえず1年間は等級据え置きで保険料は変わりません。

    ノーカウント事故の例

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    ノーカウント事故の例は以下の通りです。

  • 人身傷害補償保険を適用した事故
  • 弁護士費用特約を適用した事故
  • 搭乗者傷害保険を適用した事故
  • 無保険車傷害保険特約を適用した事故
  • ファミリーバイク特約を適用した事故
  • 自転車事故保証特約を適用した事故
  • などです。
    その他、特約を適用した事故は保険金が支払われても事故がなかったことと同じ扱いで、次回更新時に等級が1つ上がります。保険料を支払って特約をつけているので、ノーカウントにされるのであれば積極的に利用しましょう。

    結論

    等級据え置き事故は基本的には自分に非がないような状況の場合の事故です。ただし、全くダメージが無いというわけではなく、等級が上がるはず(=保険料が割引される)でしたが、更新時に上がらないので別名「1等級ダウン」とも呼ばます。結局は何も無いことが一番です。

    保険料を抑えようとすると見過ごされがちな特約ですが、しっかり特約を持っているといざというときにノーダメージで事故の処理を終えられるので、特約も考えましょう。

    自動車保険に入っていると等級を上げることが一種の目標になります。そこで等級を下げないために事故が起きてもなるべく保険を使わないでいたいものです。しかし事故のなかで等級を下げない事故もあるので、そのようなケースを把握することで上手く自動車保険を利用しましょう。